• 税務調査⑦(証ひょう調査)

    税務調査⑦(証ひょう調査)

    まずは筆跡の検討です。

    税務署の調査官から、家族構成を書くように頼まれたことはないですか。

    これの目的は、単に家族構成が知りたいだけではないのです。

    皆さんの筆跡が見たいのです。

    これらの筆跡と同じものと認められる証ひょうはないかを知りたいのです。

    また、領収証を作成した相手先は違うのに、同じ筆跡のものはないだろうかと考えているのです。


    私がまだ勤めていた頃、10,000円の領収証の1の文字を4に直して40,000円の領収証に改ざんしてある領収書を見たことがありますが、微妙にインクの色が異なったりするので不自然です。私が見つけるのですから、調査官は必ず見つけると思いますよ

    次に印影の検討です。
    発行先の住所、氏名等がゴム印のものや、ゴム印に電話番号のないもの、又、皆さんの会社の従業員や退職者の印影と同一と認められる不自然なものを抽出して、不正発見に結びつけるのです。
    ですから税務署の調査官が、調査先の会社でゴム印や印鑑の印影を収集するのは、そのためなんです。

    一昔前に流行った手口を紹介します。
    個人的な宝石や嗜好品を購入した際、購入先に依頼して領収証や請求書を発行してもらう時に経費になるような品物に書き換えてもらう手口。
    通常の請求書は、コンピューターでアウトプットされた様式なのに手書きであったり、領収証の通し番号が不自然であったりすると一目瞭然ですね。

    社長さんが愛人にプレゼントするためこの手口を使ったが、税務調査がきっかけで奥さんに見つかってしまったという笑うに笑えないこともありました。
    愛人にプレゼントするときは、自分のポケットマネーを出しましょう。

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